トマトは永遠のライバル

岡山県在住。うどんにコロッケを浮かべて食べています。日常や本、ムービーのことを書いています。

2021年5月8日(土) 本を読んでいました

 

 今日は本を読んでいました。
 働くようになってまったく本を読まなくなりましたが、今年に入ってからは読書の時間を作るようにしています。この言い方だと苦行みたいで変ですが、読書はもともと趣味なので楽しく読んでます。そのぶん映画は全くみなくなったけどね、Netflixも解約したし。

 

 読んでいる本は小説やエッセイ。詩集は友だちが編んだ詩集だけよく読み返しています。
 一方でビジネス書や自己啓発の本は全く読んでいません。会社の上役が月に一冊はビジネス書を読むように、と営業部全員へ仰っているのですが、みんなが月に一冊読んでいるならば私は随分な落ちこぼれです。すみません。

 

 大学生の頃は暇だったからいろいろ読んだのですが、川端康成の「雪国」だけは途中で挫折しました。一文一文は意味がわかるのに、線で繋ごうとすると行間の隙間が広すぎて繋げられない。行間を読むお上品さは当時のわたしにはなかったようです。今読むと多少は違っているのかもしれませんが。

 

 大学の頃に読んでよかったなと特にいえるのは「竜馬がゆく」で、これは時間を忘れて没頭するくらいおもしろかった(中古で買い揃えて、カバーから変な匂いがしたからカバーだけ捨てた)。話が長いから大学で読まなければ一生手をつけなかったかも。

 

 今は新刊の小説を読んでいます。これが非常におもしろくて、現在の作家がどんなことを考えながら生きているのかが物語から滲み出てくる感じがします。SNSYoutubeも当たり前のように物語に出てきて、当時のトレンドや実際にあった事件が登場すると、それについて作家はどのようにみているか、それがわたしの新しい発見となって蓄積されていく感じ。普段周りには話さないことについて、小説をとおしてでは対話できる感覚です。昔の小説では感じられない体験。

 

 マンガも活字も読むのが非常に遅く、読んだ量を聞かれると大したことないので詳しくありません。あくまで趣味です。だけど好きなので、今後ネタとして書きたいなあと思います。おわり。