2019年1月27日(日)〜2月2日(土)
1月27日(日)
引越し先のアパートを決めたり解約の手続きなどで面倒事が重なる毎日。
引越しが確定した途端に毎日の自炊を放棄してしまい、かわりに酒を飲みまくっています。食生活もダメになってきたし、最近元気が出ない。異動についての不満はありませんが、「今年はもっと編集の仕事がんばるぞー」と思って気合い入れていた矢先だったので、気持ちの空振り感が半端ない。一方で金だけは出て行くカウンター。
この日は営業用の服を求めて岡山駅へ行きました。スカート1枚とジャケット、そして色がきれいなシャツを複数枚購入しました。服を選ぶときはかなり慎重に選んでしまうのでものすごく疲れました。でも服を選ぶときのワクワク感は好きです。
1月28日(月)
ギャラリーの取材。ずっと前から取材したかったギャラリーだったのでとても気合が入ります。面識があった館長なので昼食をご馳走していただきました。現代美術の話を耳に触れさせるのは久しぶりです。
1月29日(火)
午前中にカフェの取材。空き家だった家を1年かけて改装した、店主の夢がたっぷり詰まった場所でした。撮影後は新作のスコーンをいただくことができました。別府に住んでいたときはスコーンをよく食べていましたが、そういえば岡山でスコーンを食べるのは初めてということに気がつく。紅茶店開拓してないからなあ。
家に帰ってたまたま『マツコの知らない世界』という番組をみたのですが、スノードームを紹介していた男性が「この趣味で女にモテる」ということを語っていて気持ちが悪かったです。趣味のきっかけとして「モテたい」はよくわかる動機なのですが、スノードームのディテールを説明するうえで「ドームに見入っている女の肩を抱く」とかどうでも良いこと小出しにしてて背筋が凍りました。
1月30日(水)
お腹の調子が良くない。
帰宅後にスマートフォンでネットサーフィンをしていたら、岡山のライブハウスに密室系バンド『cali≠gari』が来ることを知り、急いでチケットを購入しました。高校生のときはよく聞いていたのですが、最近音楽自体を聞かなくなったので、本当に久しぶりのライブです。楽しみ。
1月31日(木)
昨日に続きお腹の調子が悪い。カフェの取材で1時間半ほど車を走らせました。カフェとギャラリーとゲストハウスが複合したような場所。写真は江戸時代に描かれたらしいふすま絵。ということは当時からこの建物は存在していたということで、家主は変われど大切に大切に守られてきた場所だそう。そういった建物の歴史や人の気配を噛み締めながら見て回りたかったのですが、何回も言うがお腹が痛かった。また元気なときに訪れたいです。
2月1日(金)
現役の地域密着型のお笑い芸人とお話する機会があり、質問攻めマシーンと化す。オススメのテレビ番組を教えてもらえました。明石家さんまさんが司会の、お笑い芸人をピックアップして問い詰める? ようなことをする30分ほどの番組だそうです。Amazonプライムの『ドキュメンタル』は、オードリーの春日さんが出ている回が良作だとも。
話の流れで「ツイッターをバズらせる方法は?」という質問をされ、私に聞くなと腹のなかで思ったのですが、「政治的な発言をする」と適当に答えたら「それは村本さんの二番煎じだなあ」というような反応をされました。
2月2日(土)
レンタルショップに行き、1時間以上悩んで週末にみる映画を決めました。いつもはサクサク決めていくのですが、今回迷ってしまったのは体調が良くなかったからだと。
ヒュー・グラントが主演する2002年のロマンス映画『トゥー・ウィークス・ノーティス』をみたのですが、本人役でドナルド・トランプが出演しててビックリした。不動産会社が舞台だったから同業ということで出演したんだろうな、不意打ちすぎて驚きました。
そのあとは『アマデウス』をみました。モーツァルトの才能に嫉妬し苦しむ、同じく音楽家の男性が主人公の映画。話の内容も相まって私のネガディブスイッチがオンになる。
2019年1月13日(日)〜1月18日(土)
1月13日(日)
タウン誌恒例らしい、成人式会場へチェケラして新成人のスナップを撮りまくる日。いつもは編集部のメンバー間で一緒に仕事をしているので、営業スタッフと一緒に現場仕事ができて良い時間でした。それにしても地域でとんがっている人はどうして車のボンネットに乗って会場を爆走するのだろう、酒瓶の破片もそこらに散らばっていました。ですが、いざ写真を撮るときはおとなしく言うこと聞いてくれたので案外素直。
仕事後はレンタルショップへ行き、次の日にみるDVDをレンタル。帰宅後に『レナードの朝』という映画をみました。みたい映画リストに入れていたわけでもないのに衝動で借りた映画でしたが、デニーロの演技が傑作で泣かされました。
1月14日(月・祝)
すごい映画をみた。1955年公開された『エデンの東』です。この作品は淀川長治がよく映画評で言及している作品でもあり有名なのですが、ようやくみることができました。父と子、兄と弟、男と女それぞれの確執による葛藤が、主人公役のジェームズ・ディーンのエネルギー溢れる演技に集約されている。ポンッと一躍スターになりすぐに急逝した映画スターの、身全体からみなぎる演技は今後忘れることはないだろう…。
1月15日(火)
雑誌の入校日ということで、バッタバタと原稿の最終確認をして印刷所に回す。早めに仕事を終えたので、路地裏の中華料理店で天津飯と餃子をいただく。みんな大好き甘辛味でなく、あっさり塩味で味つけた餡が最高においしい。
1月16日(水)
衝撃なのですがなんと異動通告がなされました。しかも2月1日付というかつてないブラックなスピード異動。転勤先から数人退職されるみたいで、その後釜として私に白羽の矢が立ったようです。今の部屋、半年しか住んでないんですが…、これで1年で3回引越しすることになる。
ようやく編集の仕事にも慣れてきて、これからというときに本当にショックです。何よりも悲しいのは、転勤先に映画館がなく、新作をみるためには2時間車を走らせないといけないこと。
ということで、同期を緊急収集させてイタリア料理を囲む残念会を開きました。
1月17日(木)
私の移動を知った編集長は、私を引き止めるため上司に怒り狂ってくれたらしい。その気持ちが嬉しい…ですが残念ながら異動の事実は変わらない。残念会として編集長と2人で日本酒を囲んで鶏料理を食べまくりました。
1月18日(金)
岡山県浅口市へ行きカフェの取材。その間会社では私の異動が公表されたようで、編集部に激震が走っていたそうです。私の無念は変わらず、もうどうにでもなれ。
1月19日(土)
新しい部屋を探しに車に乗り込んだら、バッテリーがあがって車が動かなくなりました。車自体も古いのでとうとう買い換えることを決意。嫌なこと重なるなあ。
今まで乗っていた車は前職の先輩に譲っていただいたもので、別府でも岡山でも大活躍でした。すごく愛着があったのですが最近調子が悪く騙し騙し使っていたのですが、とうとう…。本当に残念です。というか引越しもあるのに口座がパンクする…。
2019年1月6日(日)〜1月12日(土)
1月6日(日)
TOHOシネマズまで、午前10時の映画祭『日の名残り』をみに行きました。イギリスの俳優アンソニー・ホプキンスが執事スティーブンスに扮し、主張をすることなく寡黙に主人に奉仕しています。途中に淡いロマンスがあり、自分の感情を隠そうと努め、その甲斐あって女性は遠ざかってしまうのだけれど、そのときの後悔ややるせなさが滲み出て虹彩が揺らいでしまう細やかな演技には泣かされました。
家に帰ってからは『インターステラー』をみました。マシュー・マコノヒーをみるためだけに選んだ映画ですが、思いの外良くてSFに片足つっこみたくなりました。
1月7日(月)
ひたすらに雑誌の編集を行う1日。この月はイチゴ食べマシーンと自らを称してイチゴのページを作り続けました。
1月8日(火)
観光農園へ行ってイチゴパフェを口に運びまくるイチゴ食べマシーンに徹する。このパフェは層が綺麗でまとまりがよかったのでとても美味しかったです。コーンフレークとかチョコソースとかが入っていると、食べすすめていくうちに食材が混ざって変な味になるからあまり好きではありませんでしたが、これはもう一度食べられる。
1月9日(水)
仕事終わりに餃子専門店へ行って日本酒と餃子を食べまくる。街中といえど平日は来店客が少なく、落ち着いた気持ちで餃子を貪りました。日本酒はお上品に2合で終わらせました。
1月10日(木)
次の日は『クリード』が公開されるということで、気持ちが落ち着かない日。ですが入稿を終わらせるまでは映画館に行かないと決めているので、ただひたすらソワソワするだけの1日でした。
1月11日(金)
大学生ぶりにココイチのカレーを食べる。味がしないわりにトッピングが高いイメージでしばらく疎遠していましたが、久しぶりに食べるとこういうのも良いなあと思いました。サラリーマン男の客が多かったのですが、男はカレーライス好きなのだろうか。
1月12日(土)
出勤。デザイナーに誌面デザインのいちゃもんをつける。合間に陶器のギャラリーへ行って、カトラリーを立てる器を購入しました。
道から3段分低いところに建っているギャラリーだから、道路側からみるとずいぶん低い建物だなと思いましたが、実際中に入ってみると広々として暖かかったです。