2018年4月1日(日)〜4月7日(土)
4月1日(日)
温泉祭り・2日目。この日は町を仮装して練り歩く『にわか隊』のメンバーとして参加。ダンサーの北村成美さんの振り付けと音楽家の片岡祐介さんの音楽で中心街を賑やかす。とはいっても私は旗を持って縦に身体を揺らすだけだったので大仰なことはできませんでした。
仮装に仮面ライダーのコスプレをしている男性がいましたが、既製品スーツのように見えたので彼だけかなり浮いていました。
4月2日(月)
なんやかんや理由をつけてみてこなかった映画ジャンル、西部劇をまとめて鑑賞しようと思い立ち、さっそく『夕陽のガンマン』をレンタルして鑑賞しました。
西部劇に限らずなのですが、特殊技術のない時代の映画には画面構成に作家の独自な表現を示す作品が多く、そして見過ごしてしまうことも多いので、普段とは映画をみる集中力が違うから避けていたのです。仕事でクタクタになっていたらまずみることはできなかった。
『夕陽のガンマン』で初めてクリント・イーストウッドの演技をみたわけですが、それよりリー・ヴァン・クリーフの屍肉を狙う鷹のような目線が印象的で、魅力的でした。
映画について勉強不足な部分が多く、ウエスタンとマカロニ・ウエスタンは製作国で分けられる名称ということすら知らなかった、そして『夕陽のガンマン』はマカロニ・ウエスタンということらしい。
というか本作の悪役の男、横恋慕して男性を射殺して意中の女を奪い、女性は絶望して自殺してしまい、悪役はオセンチに嘆いていましたが全く同情できないぞ。
夕陽のガンマン For A Few Dollars More 1965
4月3日(火)
西部劇『シェーン』を鑑賞しました。単純なストーリーなので小さい子が見ても十分楽しめる作品なのではないかと。というより『夕陽のガンマン』のようなテンションの映画を2日続けてみるのは流石に辛いので、爽やかな西部劇がみられてよかったです。
そのあと現代の映画に戻ろうかと『(500)日のサマー』をみました。恋愛の杞憂はよくわからない…。
4月4日(水)
何かと書類の準備が必要な日でノートを広げてメモを行う日でした。私は普段A5サイズのロルバーンを使用しているのですが、このノートはページ数が多く重いので持ち運ぶノートとしては今後変えた方が良いのかもしれない。しかしノートは余白なくびっしり埋めて全部使い切る貧乏性なのでしばらく先の事になるだろうな。ああだこうだ言いながらもロルバーンは3年使い続けているので、また同じものを買ってしまうのかもしれない。ちなみにペンは普段は使用せず、BとHBの三菱鉛筆を使用しています。長持ちするんだこれも。
4月5日(木)
映画『荒野の決闘』をみる。ジョン・フォードの傑作であり面白く鑑賞したのですが、どこか乗り切れなかったことも否めない…。同じく傑作と呼ばれる『駅馬車』も学生時代にみましたが、それもあまり乗り切れなかった思い出がある。駅馬車をみたときからは自分も情緒の変化があるかもしれないので、もう一度みてみようかなと思いました。
4月6日(金)
日帰りで地元へ行く。用事を済ませて九州へ行く新幹線に乗ったとき、原因不明の停電が起きて30分遅延した。そのときちょうど平山夢明の『恐怖全集』を読んでいて、ちょうどトンネルの怪談話の回を読んでいたのでなにか呼び寄せたのかもしれない。30分の遅延で予定したソニックに接続できず、1時間駅で待ちぼうけされたみみっちい出来事でしたが、それを考えるとお化けに連れていかれるよりはマシ。
4月7日(土)
音声をテキストに起こす仕事。夜はバーベキュー。
思い出の映画について50代男性とお話をしていたのですが、彼の青春時代は70年代後半〜80年代ということだったので、『大魔神』シリーズ、『エクソシスト』や『ポセイドン・アドベンチャー』、ジャッキー・チェン映画、スターウォーズシリーズを劇場で体験したという。娯楽が少なかった時代なので、劇場でみた映画がそのまま友だちとの会話の話題になっていた、という羨しい時代。私の青春時代の映画ってなんだろうかと考えましたが、地元に映画館がなかったので個人的体験としては何もない。以前までは映画について気兼ねなくお話しできる方もいましたが、その方も他人の映画評をそのまま引用して自分の感想を言わない方だったので、今のところ良い思い出でもない。
昔の映画について、思い出とともに語る50代男性はその瞬間若返った声を出していました。いい思い出だったんだな、良いな。けれど世界でMARVELがアツいのでこれは良い時代と言えるのかもしれない…!